2009/03/02

門前払いの小僧は涙を飲む?



「ええっと、なぐさめてあげればいいのかな? それとも、バッカじゃないの~、
あっはっは! って笑えばいいの? ……しょーがない、頭、出しなさい。
今日は特別になでなでしてあげるから」



仕事を終えてから、いよっし、と気合を入れてゲーム屋に向かったら、
なんと今日は棚卸しで閉店時間が早まってました(ががーん
まあ、そういうこともあるよね。
……ええい、こんなお約束なイベントは不要です(わは



「おかえりなさい、孝平くん。お茶会の準備はもうすぐできるよ、って
どうしたの、そんなに息を切らして」
「いや、風が強かったから走って帰ってきただけ。強風の中をのんびり
歩いてるのもな」
「女の子はそういうわけにはいかないんだけどね。……はい、お茶」
「サンキュー、陽菜。……ああ、やっぱり陽菜のお茶はおいしいな」
「ありがとう、孝平くん」
 そんなふたりを、じっとりと見つめる四つの目。
「な、なんですか、かなでさん」
「いーえー、らぶらぶだなーと思っただけ。ねー、えりりーん」
「そうですねぇ、悠木先輩。まさか、こんなにも夫婦っぽい光景が
目の前で見られるとは思ってなかったわ」
 ずずず、とあからさまに音を立てながら、かなでと瑛里華はお茶をすすった。
「もう、ふたりともからかわないでよ、はいお茶」
「ありがとー、ひなちゃーん」
「ありがと、陽菜」
 孝平は荷物を置くと、いつもの定位置に座る。そして、陽菜も定位置の孝平の
隣に座った。
「今日は、白は用事があるからお茶会には来られないそうよ」
「へーじも同じく。バイトで疲れたから寝るって」
「司は、この強風の中を出前してたんだろうから、疲れるのもわかるな」
「そんなに外の風、すごいの?」
「ああ、春一番はもう吹いたけどさ、結構な。寒さもぶり返したような気がするよ」
「それじゃあ、明日のひな祭りはどうなるのかなあ」
 陽菜が心配そうに呟いた。



書いてて思い出しましたが、明日はひな祭りなんですよね。
って、昨日の日記に書いてたくせに、すっかり忘れてましたよ(えー



むむ、しばらくまともにゲームやる時間がないかも。
合間をぬって、「夜明けなforPC」は進めたいなあ。



それでは、明日もエステルマジカルがんばります!



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