2009/03/16
ラクガキはココロの潤い
「気持ちはなんとなくわかるんだけど、今は宿題をやっている最中だってこと、
忘れてないよね? 早く終わらせれば、その分たくさん遊べるんだから。
だから、わたしの分もがんばってね~」
協力しようよ(笑)。
今日は頭がどうにも鈍くて、苦労しました。月曜日だからでしょうか。
あまりにもダルイので、少しぼーっとしてしまったので、そこらの紙に
つらつらとラクガキしていたら、だんだんラクになりました。
今回はおにゃのこ絵ではなく、適当に箱を描いて、んで透明なフタ描いて、
それに首足して、あれあれ、いつのまにやらロボットに。みたいな。
……必要なことなんよ、うん。
「やっとお昼か。よし、早く学食に行こう、陽菜」
「うん。うふふ、孝平くんのお腹の音、私にも聞こえてきたよ?」
「うわあ、ということは周りのやつらにも聞こえてたってことだよな」
「そうかもしれないね。朝ごはんはちゃんと食べたんでしょう?」
「ああ。でも、足りなかったみたいだ」
「いっぱい食べられるといいね」
食堂に着き、陽菜が場所取りをしている間に、孝平が二人分のメニューを
運んできた。
「お待たせ。味噌ラーメンスペシャルだったよな?」
「うん、ありがとう♪ 孝平くんは、いつもの焼きそば?」
「いや、実は、焼きそばの下にはハンバーグと目玉焼きとチキンライスが
隠されてるんだ」
「す、すごいね」
「陽菜の味噌ラーメンスペシャルも、色々な具が入っていて十分すごいと
思うんだけど。それじゃ食べよう」
「いただきます♪」
しばらく、食べるのに専念するふたり。
「そう言えばさ、陽菜はどうして味噌ラーメンが好きなんだ? 何かきっかけが
あったりするのか」
「特別なきっかけはないと思うけど。味噌単体が好きなわけじゃないし。でも、
ラーメンと一緒だとすごくおいしいと思うんだよ」
「へえ」
「それに、味噌とコーンの相性は最高だと思うの。メンを食べ終わっても、コーンを
一粒ずつお箸でつまんで食べるのが好きなの」
「ほう」
「チャーシューもやわらかくていいよね。スープが味噌だと、よりマイルドに
なるからいいんだよね」
「ふうん」
「……ごめん、退屈だった?」
「え、いや、陽菜は本当にみそラーメンが好きなんだなって思っただけ。退屈じゃ
ないさ。嬉しそうな陽菜が見られて俺も嬉しいし」
「ありがと、孝平くん」
そう言って、陽菜はおいしそうにラーメンをすすった。
僕もラーメンの中では味噌ラーメンが一番好きです。でも、味噌が好きな人って
少数派な気がするんですが。
それでは、明日もエステルマジカルがんばります。
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