2009/03/25

ガマンは禁物



「なんでもかんでもガマンとかお預けじゃあ可哀想だよね。よしっ、今日は
わたしがなんでもかんでも言うことを聞いてあげるよ。ただし、ひとつだけ。
どれにするのか、楽しみだな~♪」



悩みまくって、時間が無くなったりして(えー



うう、おやつも飲み物も昨日なくなったのを忘れてました。
今日は早く終わったので、たまには早く帰ろうとまっすぐ帰ってきたのですよ。
い、いいもん。お菓子を食べなくたって、死ぬことは無いもん。
ごはんを食べてりゃ、死なないんだよね。



「はい、孝平くん。プレゼントだよ」
「お、サンキュー。……ローソク?」
「そんな! わたしの知らないうちにふたりがアブノーマルな関係にっ?」
 孝平が取り出したものを見て、かなでは大げさにのけぞった。
「ち、違うよお姉ちゃん。これはアロマキャンドルだよ?」
「も、もちろん知ってたアルよ。にゃはー」
「今、思いっきり悠木先輩の目、泳いでましたけど」
「どうしてアブノーマルなのか、わたしにはわかりません」
「どうしてこんなに騒がしいのかしら……」
 いつものお茶会だった。久しぶりに大勢が揃ったので、自然とにぎやかになる。
「そういや、俺の部屋にもそんなローソクがあったな」
「えっ、もしかして司はアロマ関係の趣味があったのか?」
「いや。知り合いが置いていっただけだ。サバイバルに役立つとかなんとか」
「それは、本当のローソクじゃないかしら」
 瑛里華が苦い顔でつっこんだ。
「私の部屋にも、ローソクぐらいあるわ」
「まさか、きりきりにそんな趣味がっ!」
「お姉ちゃん、いい加減にしようね?」
「ごめんなさい、ひなちゃん。ちょっとテンションが下がらなくて」
「かなでさんのテンションはいつもハイですよね」
「それじゃ、お姉ちゃんを落ち着かせるために、ちょっと点けてみようか」
 キャンドルに火を点けて、部屋の明かりを消してみると。
「うわあ、きれいだね~」
「おお、ほんとにかなでさんがおとなしくなった」
「こーへーには、後でおしおき」
「なんでっ?」



ええっと、もしかしてフルメンバーが揃ったのって、はじめてかも(笑)。



それでは、明日もエステルマジカルがんばります。



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