2008/12/31

大晦日の夜にできること



「今年最後のふれあいなんだから、たまにはやさしく……ぅん、もう、だから
激しいってば。しょうがない、最後にいっぱいいっぱいがんばろ♪」



大晦日というわけで、今日で今年も終わりです。
大掃除しようと思っていたんですが、父がもらってきた「たまごやき」が
大量にあったので、友人におすそわけするのに朝から東奔西走してました(笑)。
んで、昼過ぎから大掃除をはじめたわけですが、当然のように終わらないことが
開始30分でわかったので、途中で切り上げました。
今まで溜まっていた紙袋類をざっくり処分しただけでも、けっこう片付いたような
感じがしてます(気のせいとか言わないように)
一応、オーガストは全部、他はお気に入りだけわずかに残して。
CDやらDVDやら本やらゲームやら、まだまだ整理はありますがぼちぼちやって
いきます。
なぜ、最後までこんなぐだぐだに(ぉ



「……おいしかった。……って、あれ? どうしてみんなずっこけてるんだ」
「いや、こーへーらしいといえば、らしいんだけどさ」
「私はてっきり、紅瀬さんか、えりちゃんのどっちかを選ぶんだとばかり」
「わ、わたしもです~」
「何か変か? 今のが俺の感想であり、答えだよ。桐葉はテラ辛スイーツなんて
言ってたけど、実際はそんなに辛くはなかったんだ。つまり、これは見た目で
判断することなく、味で判断しなきゃいけなかったんだ。なのに俺は見た目で
辛いと決め付けていて、口にしようとしなかった。副会長のスイーツは食べた
のにね。だから、桐葉はああいうやり方を取ったってわけだ。……そうだろ?」
「……さ、さあ、どうかしらね」
「紅瀬さん、ここは照れるところじゃないでしょ。もうっ、なんだか私が勝手に
空回りしてたみたいじゃない」
「まあまあ、えりりんだって、もうわかってるんでしょ」
「そりゃあね。この勝負は、紅瀬さんの勝ち」
「えっと、なんでそうなるのか俺にはわからないんだが」
「孝平くん、それ本気で言ってるの?」
「支倉先輩、……ちょっと鈍感だと思います」
「え、え?」
「あのね、支倉くん。親切に教えてあげるけど、”桐葉”って呼んでるわよ。
だから、紅瀬さんが照れてるのよ」
「てっ、照れてなんていないわ」
「はいはいごちそーさま。それじゃ、おふたりさんいきなりですが、誓いの
キッスをどうぞっ!!」
「ええ?」
「キ、キスなんてまだ早すぎるわ」
「あら、さっきあんなに熱烈なのをしてたじゃない。何いまさら恥ずかしがっ
てんのよ」
「だ、だからあれはキスじゃないって言ったでしょう!」
「というわけで、『孝平くんをおもてなし対決』は紅瀬さんの勝ちになりました」
『おめでとうございま~す♪』
 支倉君の顔を見ると、彼は私の手をそっと握ってくれた。



というわけで、これにて完結となります。
読んでくれていたみなさま、どうもありがとうございました。
それにしても、毎日更新という制限は取り払ったはずなのに、毎日書いてるのは
どうしてなんでしょうね。
結局、一ヶ月続くのなら、二ヶ月も続くよねってことですな。



桐葉の分は「桐葉の平日」というタイトルでまとめておきました。
もっとぶっとんだタイトルのほうがいいかと、昨日いろいろ話して考えたんですが、
悩んだ結果、最初に考えたこのタイトルにしました。
通して読むと、また違ったものが見えてくるかもしれません。



ひとつ、間違いがあったことに、昨日気づきました。
このお話は、会話文メインで、最後に地の文を入れるというパターンで、ずっと
やってきていたのですが、27日分だけ崩れてました。
誤字や脱字なら直すんですが、これは直さずにそのままにします。
毎日書いていた、言わば『生もの』の文章を残しておきたいので。



それでは、最後に今年のまとめのエントリーを書きますので、また後ほど~。



2 件のコメント:

  1. 明けましておめでとうございます!
    今年もよろしくお願いします!
    今年は待ちわびた夜明け前より瑠璃色なMCが発売されますので,一緒に頑張りましょう!(何を

    返信削除
  2. 朝霧玲一2009/01/01 23:57

    あけましておめでとうございます。
    よあけなMCまで、あと二ヶ月ですね~。
    それまでに、やりかけのゲームをきちんと終えておきたいです(笑)
    今年もよろしくお願いします~。

    返信削除