2006/04/15

「立喰師列伝」(公式)



観てきました~。
キッカケは朝の番組で紹介されてたから。
なんだか珍しい映像だなあって思ったもんで。
はじめて押井監督の作品を劇場で観ました。
以下、ネタバレもあるかもしれない感想~。





ぶっちゃけ、前半はあまりおもしろくなかった。
立喰師ってのは、メシ食った後にイチャモンつけて金を払わない人って
いう意味なんですが、最初のほうはなんであれで「立喰」できてるんだ?
と思ってしまったからだと思う。
映像の不思議さや雰囲気はとってもよかったけど、そこでハテナ状態に
なってしまったので、ちょっと現実に戻ってました。
��人目あたりまでで、これが続くと退屈かも……と思っていたんですが、
中盤を過ぎたあたりからおもしろくなってきまして。
��回挿入された「アノ」シーンのせいで、その後は些細なことでも
くすくす笑ってました。



第二次大戦後からの時代の流れに沿ってストーリーは進むので、昭和の
雰囲気とかすごく出ていて、なおかつ不思議な技術の映像といえば
いいんでしょうか。実写でアニメーションしてるアレは。
ナレーションの山寺宏一さんがほとんどずーっと喋りまくっているのには
すごいの一言ですよ。
何言ってるのかよくわからない単語も聞き流しつつ、あの世界の雰囲気に
どっぷり浸れたのは山寺さんの声はすごくあってたと思う。



普通の映画とはちょっと違うし、観る人を選ぶ作品かも知れないけど、
少し余裕があったら観に行ってもらいたいですね。
これ、観てもらわないと僕の言ってることの半分も伝わらないと思うし。
中盤過ぎたあたりからは間違いなくおもしろくなるので、それまで
がんばってください(えー



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