2010/03/15

「[映]アムリタ」 野崎まど メディアワークス文庫




[映]アムリタ (メディアワークス文庫 の 1-1)

[映]アムリタ (メディアワークス文庫 の 1-1)






これはやられた! と唸らざるをえませんでした。会話文のおもしろさ最高!





メディアワークス文庫では、杉井さんの作品以外では最初になります。
本屋で決めたときも、表紙絵はともかく、あらすじのみで決めたのでどきどき
しながら読み進めました。



会話文、おもしろい♪



実に素晴らしいボケとツッコミ(笑)。
予想していなかっただけに、このおもしろさはまさにツボでした。



しかし、それ以上に予想していなかったのが、終盤の展開です。
背筋がゾクリ、どころの表現じゃすまないですよ、これ。
現実にはありえないことなんだろうけど、でももしかして、と思わせてくれます。



だって、ありえないことなんてありえないんですからね。



この作品を読んで、「天才」という言葉が持つ意味に、あらたな一面が加わった
ような気がしました。



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