2010/02/10

「鍵開けキリエと封緘師 小箱は開くのを待っている」 池田朝佳 富士見ファンタジア文庫




鍵開けキリエと封緘師  小箱は開くのを待っている (富士見ファンタジア文庫)

鍵開けキリエと封緘師 小箱は開くのを待っている (富士見ファンタジア文庫)






たったひとつの技能が、いずれは世界を救う……お話になるのかもね。



久しぶりに純粋なファンタジーという感じの作品でした。
と言っても、血沸き肉躍る冒険ではなく、囚われのお姫さまを助ける話でもなく。
あ、一応は囚われの大統領が、それに該当するのかな。
物語自体はとても静かなんだけど、とてもワクワクしました。
屋根裏部屋の探検とか、裏山の洞窟探索とか、そんな感じのイベントを想像したら、
この気持ちがわかってもらえるかもしれません。



鍵を開けることにしか興味を持てなかったキリエが、ちょっと成長したのかな。
だけど、根本にあるものは変わらないんだよね。



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