2007/04/26

私信です



淡色館 (来島あわさん)
動物園ですか~、ゆったりと動物を眺められる時間が取れるといいなあと
思います。ちょっとだけ、癒されました♪



AVAN’S INN(ブタベストさん)
04月 25日 エステル・フリージア(よあけな)
04月 25日 竹内麻巳(C2)
エステルさんがお着替えするのは、特別な時だけですので、そう思えば
ただの私服も素晴らしいものです。



麻巳さんは夏制服ですか。ゲームは冬ですので、アニメ版かコミックス版の設定
なのかしら。



 そして、麻巳がイーゼルを振り下ろそうとしたその時、意外なものが
目に入った。
「くっ!」
 勢いのついたイーゼルが「それ」と紙一重のところで止まる。
「さすがだな、竹内」
 一陣の風が砂塵を吹き散らし、現れたのは瀕死のはずの美術部顧問だった。
「上倉先生……どうして」
 浩樹は無傷だった。
 あれほどのイーゼルをかわせるはずがない。
 麻巳がそう思ったのも無理はない。
 浩樹はゆっくりと歩を進めると、麻巳のイーゼルを奪い取った。
「あ……」
 なぜか身動きひとつ出来ない麻巳。
 そんな麻巳を見下ろし、浩樹は口を開いた。
「竹内、一度しか言わないからよく聞いておけよ。イーゼルってのはな、
ひとを傷つけるためのものじゃない、絵を描くための道具なんだよ」
 浩樹はイーゼルを立てかけると、こう言った。
「Unlimited Canvas Works」
 アンリミテッド・キャンバス・ワークス。
 それはひとつの魔法だった。
「俺にはこれしかできないからな」
 そう言って、浩樹は生み出した無限のキャンバスを、麻巳が生み出した
無限のイーゼルに立てかけていく。
「キャンバスってのは、まっしろだ。それに描くのはなんでもいい。
青い空でも、白い雲でも、茜色の夕やけでも、セピア色の教室でもな」
 浩樹は、使い慣れた絵筆をあやつり、無限のキャンバスに絵を描いていく。
 美術部部長の麻巳が、キャンバスを大切に思っていることは当然であり、
それゆえに浩樹が生み出したキャンバスを傷つけられなかったのだろう。
 いや、麻巳自身の心にも、浩樹を傷つけるつもりなどなかったのかも
しれないが。
「ごめんなさい……」
 と、麻巳はつぶやき、浩樹の胸に向かって駆け出した。



えーと、一応つづく(えー



というか、あとは次の人にバトンタッチで。
ああ、時間ないのに(笑)



0 件のコメント:

コメントを投稿