2006/06/06

「月の盾」 岩田洋季 電撃文庫



月の盾 (電撃文庫)
とってもキレイな作品でした。
キレイすぎて、純粋すぎて、それゆえに辛いシーンが余計に心に
突き刺さるけど、最後までしっかりと見届けたくなる作品です。
文章で絵の事を表現するのは限界があるのですが、挿絵に頼らない
のはよかった。
絵は一目見て伝わるものがあるので、文字を読んで想像する方が
今回はよかったですからね。
最後に描く絵が「………」だったのは、ちょっと残念。
インパクトとして、ちょっと弱く感じました。どうせなら、それ以外の
作品名にしてくれたらよかったのに。



同じように「絵」を題材にした作品としてF&Cさんの「Canvas」シリーズが
思い浮かびましたね。



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