2009/02/04

今日から春、なんだよ



「あったかくなってきたから、これからはたくさんお散歩が出来るね。お昼を
外で食べて、手を繋いで散歩して。ダイエットにもなるから、うれしいこと
ばかりだよ♪」



実際はまだまだ寒いので、外に出るのはもう少し先になりますが、楽しいことを
考えていると、早く春になるといいなと思えますね。



「瑛里華、おはよう」
「おはよう。昨日はごめんなさいね、孝平」
「気にするなって。まあ、俺としては普段見られない瑛里華の表情が見られたから、
ちょっとだけ得した気分だよ」
 おちゃらけたことを言う孝平に、瑛里華は頬を膨らませる。
「もうっ、私は落ち込んでいたのに、孝平はそんなことを考えていたのね」
 すたすたと歩く瑛里華を追いかけながら、孝平は言った。
「だって、俺は瑛里華のことが好きだから、瑛里華のことばかり考えてしまうんだ」
 ぴたりと足を止める瑛里華。
「どうした、瑛里華?」
「もう……馬鹿なんだから」
 孝平の手を掴んで、瑛里華は走り出す。
「私も、孝平のことが好きだから、孝平がいやな気持ちになってないか、とか
考えてたのよ。でも、もうそんなこと考えなくてもいいってわかった」
 勝気な笑みを浮かべて、瑛里華は笑う。
「心配がなくなったところで、今日もがんばるわよっ、孝平!」



瑛里華はやっぱり元気が一番、ですね♪



「祝福のカンパネラ」、巡回してるサイトさんでは、結構好評みたいですね。
もし手に入れていたとしても、すぐに遊べなかったからしかたないんですが、
ちょっとくやしい気持ちだったりします(笑)。



それでは、明日もエステルマジカルがんばります。



2009/02/03

春の前には大事な儀式



「やっぱり、キレイにしてないとイヤだもん。……だって、わたしにとっては
すごくすごく大事で、一回こっきりなんだよ?」



節分ですねえ。立春の前日であり、明日からは春だね、きゃっほぅ~♪
と、どこかのかりんさんっぽく喜べるといいのですが(わはー



「ねえ、孝平。今日は節分ね」
「ああ。豆まきでもするか?」
「せっかくだけど、今日はおとなしくしておくわ。鬼は外、福は内って言うでしょ」
 瑛里華はどう見ても元気が無い。
「よくわからないんだけど、どうしてそれでおとなしくしてなきゃならないんだ?」
「あのね、私は吸血鬼なのよ」
「知ってるよ。でも、俺は瑛里華のことが好きだ」
「ば、ばか……いきなり何言うのよ」
「恋人が元気なかったら、心配するのは当然だろう」
「孝平……」
 瑛里華の瞳が潤む。
「……ふぅ」
 二人だけの世界に、冷ややかな視線を送り続ける黒髪の少女がため息をついた。
「……何よ、紅瀬さん。今いいところなんだから邪魔し・な・い・で」
「別に、邪魔をしているつもりはないわ。貴方たちが好きにしているように、私も
好きにさせてもらっているだけだから」
 ネネコに福豆を放り投げながら、桐葉は答えた。



……ねこって、豆を食べるのかな?
それはともかく、イベント時にテンションが下がるのも、これはこれで新鮮ですね。
いおりんあたりに張り切ってもらえたら、もっとノリノリのお話も出来ましたが、
瑛里華のお話ですから。



今年も恵方巻きを食べました。いつの間にやら、全国的に有名なイベント(?)に
なりましたね。まあ、女の子があんなに太いものを口に入れている風景を見られるのは、
多分この時期だけなので、いいかな(えー



岐阜も三重も同じぐらいの距離なんだよね。だから、どっちに行ってもいいんだけど、
岐阜は寒そうだなあという先入観があったり。あまり時間ないけど、出来るだけ調べて
おけるといいな。



それでは、明日もエステルマジカルがんばります!



2009/02/02

二月のゾロ目は二回あり



「フィーバーだよね、これってフィーバーだよね? やったぁ~、お祝いは
はずんじゃうから、キミも一緒に喜んでねっ♪」



ここまで喜んでくれると、がんばった甲斐があったというものですね。



あー、いつもの時間にいつものように帰れるって、なんて幸せなんだろうと
思ったりしました。
昨日の日記に二月になってなんだかんだと書いていたにも関わらず、
ああ、そういやもう二月なんだなあと感じたり。
何も考えずに文章を書いているんでしょうかね、それともただ単純に忘れっぽい
だけなのでしょうか。



「おはようっ、孝平!」
「おはよう、瑛里華。今日も元気だな」
「当たり前じゃない、私を誰だと思っているのかしら?」
 瑛里華は得意気に胸を張る。形の良い胸が強調されて、孝平はごくりと唾を
飲み込んだ。
「どうしたの、熱でもあるのかしら。顔が赤いけど」
「い、いや、そういうことじゃないんだ。ははは」
「ふうん。ま、孝平の考えてることはわかってるから、何も言わないでおいて
あげるわ。それじゃあ、今日もがんばっていきましょう!」
 元気よく歩き出す瑛里華に遅れないように、孝平も歩き出した。
「うんうん、えりりんは元気だね~」
「それはそうだよ、だって千堂さんだもん」
「こーへーも元気だったよね。……一部分が特に」
「それはそうだよ、だって孝平くんだもん♪」
 ふたりの後ろ姿を眺めながら、悠木姉妹はにこにこと笑いあう。



うーん、なかなかゲームやる時間が作れない。
時間がまったく無いわけではないのですが、ちょっと溜まり気味のビデオ消化に
使ってしまうのです。
あ、もちろん執筆もしてますよ。「夜明けな」のコンプリートガイドをお供に♪



それでは、明日もエステルマジカルがんばります。



2009/02/01

今週の獲物~ (画像はこちら)



「オーガスト/ARIA冬コミセット2008」



「My妹」 わかつきひかる 美少女文庫



「ドラマCD FORTUNE ARTERIAL through the season 5」マリンエンタテインメント



今週は全部通販です。



私信です



淡色館 (来島あわさん)
01/30 エステル(夜明け前より瑠璃色な -Moonlight Cradle-)
本編ではどんなエッチシーンなのかなと、今からどきどきしています。
あまり雑誌とかは読まずに、当日を待ちたいですね。



気ままな場所(福hideさん)
01.27 夜明け前より瑠璃色な SS『冬の味覚』
フィーナたちの新鮮な反応が楽しめる、この月と地球の文化交流シリーズ(勝手に命名)も、
すっかり馴染みましたね♪
こういう風景を月で放送したら、月の人も地球に興味を持ってくれるかな。



01.30 FORTUNE ARTERIAL SS 『かなでのとある休日』
みんなを笑顔にしてくれるかなでさん。元気で突飛な言動と行動が多いけど、
根っこは意外にまじめだったりするのですね。



SSの感想ありがとうございました。
��美化委員会に続いて
きっかけはともあれ、人数が増えるのならそれもアリかと(笑)。



やまぐうのページ(やまぐうさん)
��月27日『夜明け前より瑠璃色な』フィーナで小文「スタンプと私」
ちょっと拗ねる所も、達哉にしか見せてくれない姿だったりしますね。



時の棲む森(早坂充さん)
��月28日
・FA楽屋裏小劇場”汚れた理由”
どうして持ち出したんだろう? 汚れた理由よりも気になりました。



��月29日
・FA楽屋裏小劇場”1日の長”
脱ぐの早いです(笑)。かなでさんだからか。



��月1日
・夜明け前より瑠璃色な sideshortstory 「約束の証」
大切なシーンが二行で終わるって、そんな~。
・夜明け前より瑠璃色なMoonlight Cradle SSS”エステルさんと”
ヤリタイ放題、もとい、様々なエステルさんが見られます。



ひとつだけ。教会と礼拝堂は少し意味合いが違うかなと感じます。
僕がそう思うだけなのかもしれませんが。



まったり空間(マクさん)
01.29 かな 縛り(FA SS)
緊縛ネタかな、と思った自分はきっと風紀シール。
でも、かなでさんも侵入しているので、差し引きゼロ。残ったのはぬくもりだけ。



02.01 母のお仕置き 第二話(伽耶SS)
これはもしや、いおりんはMである、ということを証明するためのお話ですか(ぇ
実戦or実践? どっちでもいい気がしますが。
盗み聞きする紅瀬さんもGJです。



SSの感想ありがとうございます。
��雪丸と白ちゃん
どっちが欠けてもいけないのです。
��このまま礼拝堂がお茶会の場になったら
重要なのは場所だけではなく。



Sketches and company(ブタベストさん)
01/31 エステル・フリージア(夜明け前より瑠璃色な -Moonlight Cradle-)
実際に達哉を前にしているわけではなく、練習しているシーンだといいな。
本番では、もっと羞恥心あふれる表情で(どんなんですか



02/01 フィーナ(夜明け前より瑠璃色な)
こ、これは……他の子のパターンも期待していいんでしょうか?(ぇ



二月は冬のど真ん中



「ストラーイクっ、バッターアウッ! っというわけでっ、今日のお昼はキミの
おごりだね。さーて、どこに行こうかな~。おいしいものは別腹だから、いくら
食べても太ったりしないの。これ、常識だよ♪」



野球好きの女の子ですか(わはー



二日ぶりの日記です。一日休むことになるかなあと想定はしていたんですが、まさか
二日休むとは。出張って、順調に進まないよねってことですな。
詳しくは後ほど。まずは、予定から消化しますね。



「お~、しろちゃんにこーへー。ラブラブで何より♪」
「ほんと、うらやましいよ~。私は悠木先輩とワンセットだから」
「先輩方、お疲れ様です。作業が終わりましたら、礼拝堂までいらしてくださいね」
「かなでさんの相手は大変だと思うけど、がんばって」
 かなでに聞こえないように、小声でささやく孝平。
「ありがと、支倉君。キミも白ちゃんの護衛をしっかりね」
「ああ、言われるまでもないよ。白ちゃんは誰よりも大切だからな」
「……それ、本人に言ってあげたら?」
「言えるわけ無いだろ、恥ずかしすぎる」
「聞かされるこっちはもっと恥ずかしいんだよ、こーへー?」
「うわっと。それじゃあ、俺たちは先に戻ってますね。白ちゃん、そろそろ行こう」
「はい。それでは失礼します~」
 ぺこりと頭を下げて、白は雪丸を抱えなおした。



金土日と、仕事で、大阪に出張してました。
金曜日。
作業自体は意外にすんなり進んで、確認だけすれば終わりかなーというところまでは
順調だったのですが、その時点で不具合がぽろぽろと。
��2時半ぐらいまでがんばってもダメで、翌日にしようとその日は終了。
食事して、宿についたのは23時半を過ぎてました。
風呂に入って、ばたんきゅうー。
土曜日。
寝坊する(えー
午前中で、今度こそ作業は完了。確認して夕方には出られるかなーと思っていたんですが、
電気的にプログラム上の問題がいくつも判明しまして、結局、終わったのは21時過ぎ。
遅いから泊まって明日の朝帰ろうということになり、まさかの二連泊が決定。
……着替え、一日分しか持ってない(ぉ
日曜日。
さっさと帰る(わは
大阪城をちらり眺めつつ、近畿道、名神を経由して帰ってきました。
自宅に着いたのはお昼ごろですね。
とまあ、こんな感じでした。
一日目はともかく、二日目は元気もあったのですが、携帯しかないので、更新はあきらめて
文庫を読みふけってました。
あと、寂しいので友人関係にメールを送ったりして。返事をくれた方々、どうもありがとう
ございました~。



「みなさま、お仕事お疲れ様でした。ささやかではありますが、お茶とお菓子を用意
致しましたので、おくつろぎください」
「わぁ、ケーキだぁ♪」
「おい副会長。いいのか、甘いものが好きなのは秘密なんじゃなかったっけ」
「何言ってるのよ。女の子が甘いものを好きなのは当然でしょ」
 幸せそうにケーキを頬張る瑛里華だった。
「辛いものが好きな女だっているわよ」
「紅瀬さん……その真っ赤なきんつばはいったい何なの?」
「東儀さんが手に入れてくれたのよ。幻の紅色のきんつば、略して紅つばね。よかったら、
悠木さんもどうかしら」
「あはは……、孝平くん、お願い」
「おい陽菜、その無茶振りはちょっとひどいぞ?」
「それじゃあ、わたしが行ってみよう! はむっ……がくり」
「わあ、お姉ちゃんが~?」
「かなで先輩、こちらを飲んでください」
 白が差し出した飲み物を口に含むと、かなでの意識が回復した。
「やるね、きりきり。気絶するほど美味しかったよ!」
「どういたしまして」
「うーん、とにかく白ちゃん、お姉ちゃんを助けてくれてありがとう」
「いいえ、わたしはたいしたことはしてませんから」
「そんなことないさ。白ちゃんは目立たないけど、すごくみんなの支えになっているよ。
そんな白ちゃんを、これからも俺は支えていけたらいいなあと思ってる」
「支倉先輩……」
「ローレル・リングにも入ったことだし?」
 瑛里華がふたつめのケーキを頬張りながら言う。
「俺で役に立てれば、それもいいかな。こうして、みんなが集まってくれたのも、白ちゃんが
いるからなんだ。だから、これからも白ちゃん、よろしくね」
「は、はい! わたしこそ、よろしくお願いいたします♪」
 しあわせな笑顔を浮かべて、白は孝平に微笑んだ。



というわけで、これにて「白ちゃん編」完結となります。
読んでくれていたみなさま、どうもありがとうございました~。
月の真ん中だったら、お休みしたらそのままだったのですが、さすがに最後なのでそれもイヤ
だと思い、二日分、遡って書きました。



白ちゃんの分は「白ちゃんのしあわせ」というタイトルでまとめておきました。
ローレル・リングについて書くことができたのが、小さな一歩ですね。
もっと書きたいことはあると思うので、これからも書いていけるといいなあ。



「孝平っ、二月よっ」
「そうだな、瑛里華」
「ほら、元気出しなさい。今月は私が主役なんだから!」
 孝平の背中をぱしんっと叩いて、瑛里華はお馴染みの勝気な笑みを浮かべた。
「それはどういう意味なんだ?」
「言葉通りの意味よ。今月は私が生徒会の中心となって、率先して行動するの。
寒いからって縮こまっていたら、せっかくの学院生活がつまらなくなってしまうもの。
だから、胸を張って、背筋をぴんと伸ばして、歩きなさい」
 自分の言葉の通り、瑛里華はきれいな姿勢で歩いている。思わず息を飲んでしまうほど、
それは素晴らしいものだった。
「や、やだ……。あんまり見つめないでよ」
「えっ? あ、いやそーゆーつもりで見てたわけじゃないからっ」
「……それはそれで、ちょっと残念」
「どっちがいいんだよ」
「女の子はフクザツなのよ。状況に応じて対処しないとね。さしあたって、今は」
「今は?」
「手を繋ぎましょう♪」
 瑛里華の手は少し冷たくて、でも、すぐにあたたかくなった。



余韻に浸る間もなく、次のステージの幕が開きました。



さすがにエステルさんのお話まで手が回らず。
まあ、ゆっくり考えよう……来年になる前に出来上がるといいなあ(えーえー



それでは、明日もエステルマジカルがんばります♪



2009/01/29

明日は突然やってくる



「ちょ、ちょっとぉ、いきなり誘われても、こっちにも都合ってものが、……え?
別にイヤなわけじゃあ、だから~、……もうわかったわよ! すぐに用意するから
待っててよ。今日のデートは全部キミのおごりだからね!」



文句を言いながらも準備してしまうのです。



今日は時間が無いので、ささっと。



「こんにちは。紅瀬先輩」
「あら、東儀さん。……おいしそうなものを持っているわね」
「は、支倉先輩は、お、お、おいしくないと思います!」
 白は左手にぎゅっと力をこめる。
「白ちゃん、うれしいけど、あんまりうれしくないよ……」
「……私は、その兎のことを言ったのだけど。ま、確かに支倉君は煮ても焼いても
おいしくなさそうね」
「雪丸もだめです~。……あ、それでは代わりに別のものをごちそうしましょうか。
この後、礼拝堂に来ていただければ、おもてなしいたします」
「……そうね、気が向いたら寄らせてもらうわ」
「はい、わかりました。よかったですね、雪丸♪」
「白ちゃん、俺にも微笑んでほしいんだけど……」
 白はにっこりと微笑んで、左手にぎゅっと力をこめた。



突然ですが、明日、出張になってしまいました。
会社勤めである以上、こういうことがあることはわかっていますが、なんでこんな
時期に。
クライマックス間近ということもありますが、エステルさんの誕生日がー。
そういや、何年か前も聖誕祭のたびに出張だったことがありました。
あの時はいろいろ大変でしたわ~。
日帰りの予定ですが、もしかしたら泊まりになる可能性もあるので、明日の更新は
ムズカシイかも。
携帯があるので、更新できないわけではないんですが、やはりキーボードとは
違いますしね。
ま、気が向いたらってことで。泊まりになったら、エステルさんのお話でもノートに
書いておくことにします。
大丈夫、まだ二日ある(えー



それでは、明日もエステルマジカルがんばります。