2021/10/31

「劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 星なき夜のアリア」

公開初日に観てきました。

原作小説は読んでいたんですが、結構楽しめました。

ネタバレあるんで、隔離しておきます。

なんといっても、ミトでしょ。

事前情報は入れてないし、原作読んだのは何年も前なんで、最初は自分が忘れてるだけかと思ってたけど、そんなことはなかった。

アニメオリジナルキャラってことだけど、そんなに違和感なくストーリーに組み込まれてました。むしろ、アスナを掘り下げるという意味では重要人物ですわ。

MMORPGに不慣れなアスナがSAOでどうやって成長してきたかってことへの道のりが示されましたからね。

ミトがアスナを導いて、アスナも状況を受け入れて、二人で成長していくのかなーと途中までは思っていました。

あの事件が起きるまでは。

あれは結構衝撃だったけど、あれがないとキリトくんとアスナが絡むことなく話が進んでしまいそうだったので、物語的にやむを得ないような処置だったのかなと。

原因はモンスターでしたが、宝箱のトラップといいモンスターのトラップといい、SAOはまだ一層なのに結構厳しいトラップ多いですよね。マジで初見殺しでしょ。

そういう意味ではベータテスターたちがいなかったら、と思うとこわいねえ。

あそこでミトがアスナとのパーティーを解除するわけですが、なんで解除したのかなって観ている間は不思議に思ってました。だって、自分が逃げるだけなら解除する必要ってあるのかな。それともパーティーメンバーは一定距離離れることができないとかあるんだろうか。

そういう設定があるなら自分が考えた答えはあてはまらないけど、もしそれがなかったのなら、どうしてミトはわざわざパーティーを解除したのか。

それは、アスナが死ぬのを確認したくなかったから、じゃないかと。

パーティメンバーはHPバーが自分の視界に表示されてて、状況がある程度把握できるようになっています。あの時、ミトはアスナと離れてしまって、アスナと合流しようとしますが、わらわらとやってくる敵モンスターに手こずって、尚且つ回復薬も底をつき、視界に入るアスナのHPゲージは残り僅か。アスナを助けるどころか自分の命すらも危ないってなったところで、ミトがとった行動は、やはりしかたないことだったのかもしれない、と思えました。

結局、アスナは絶体絶命のところを通りすがりのキリトくんに助けられ、なんだかんだあって一層のボス戦に参加することになり、そこでミトと再会することになるわけですが、まあそのあたりは劇場で観てください。

作画レベルはめちゃくちゃ高く、ソードスキルのエフェクトも、ボス戦のカッコよさも含めて、ああ、SAOだよなあって感じで、結末は知っているのに、ドキドキしながら楽しめましたね。

ラストには続編制作も決定されている告知が出ましたし、まだまだこれからもSAOは楽しめそうですね。

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